更新日:2017年8月25日 |
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時限研究会 |
2017年度 時限研究会 採択結果2017年度は下記の研究会を時限研究会として採択しました. 脳の理論から身体・世界へ:行動と認識への再挑戦 開催日: 2017年8月25日(金) 場 所: 京都大学吉田キャンパス 国際科学イノベーション棟5階 シンポジウムホール 世話人:島崎秀昭(京都大学大学院情報学研究科・ホンダ・リサーチ・インスティチュート・ジャパン) <研究会の趣旨と内容> 深層学習・リカレントネットワーク研究の急速な進展により,高い水準での物体認識・音声認識・自然言語処理が可能になっています.多量のデータに基づく認識技術の劇的な向上は,今私たちの生活を大きく変えようとしています.一方,人と動物は環境に埋め込まれた存在として,行為により環境や他者を活用しながら認知的活動を行なっています.このような身体化された認知はロボティックスや発達心理学における先駆的な研究がありますが,神経科学的基盤や数理モデル・情報論的な適応原理の探求は始まったばかりであり,自由エネルギー原理(free energy principle),能動的推論(active inference)・予測符号化(predictive coding)など様々な名前のもとで注目すべき研究が進展しつつあります. 本研究会では認識・行動・環境変化の円環を重視して,脳の数理理論を構築している研究者,また実験的に適応原理を調べている研究者をお招きして最新の成果を紹介して頂きます.加えて,身体性の能動的認知を研究されているロボティックス研究者・哲学者をお招きして問題意識を伺います.認識・行動と環境への適応を扱う脳の理論は,今後進展が期待される実環境での人工知能技術の理論的支柱となると考えられます.理論・実験神経科学になにが期待されるか,どのように人工知能技術に活かされるかを議論します. |
2017年度 時限研究会 公募 ※本公募は終了しました。2017年度の日本神経回路学会時限研究会を下記の通り新たに募集します. 将来の研究の進展を先取りする,新たな発想に基づいたチャレンジングな研究会を是非ご提案下さい. 皆様からの積極的なご応募をお待ちしております.
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応募要領 (PDF▼) |
計画提案書 (Word▼,PDF▼) |
実施報告書 (Word▼,PDF▼) |
決算報告書 (Excel▼) |
日本神経回路学会では、毎年、時限研究会を公募しています。 優秀な研究会には資金の支援をしています。 最近の支援結果 |
2016年度の採択結果 1件 | ▼ |
2015年度の採択結果 1件 | ▼ |
2014年度の採択結果 1件 | ▼ |
2013年度の採択結果 1件 | ▼ |
2012年度の採択結果 1件 | ▼ |
2011年度の採択結果 1件 | ▼ |
2010年度の採択結果 1件 | ▼ |
2009年度の採択結果 3件 | ▼ |
2008年度の採択結果 2件 | ▼ |
2007年度の採択結果 4件 | ▼ |
2006年度の採択結果 3件 | ▼ |
日本神経回路学会 時限研究会担当理事 篠崎隆志(NICT CiNet)、中原裕之(理化学研究所)、宮脇陽一(電気通信大学) |