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日本神経回路学会  
創立20周年記念論文
2009年9月28日更新  
募集要領(PDF版) ▼
創立20周年記念優秀論文選考結果について
創立20周年記念論文について2009年6月初旬より8月14日まで募集いたしましたとこ ろ、3編の応募を頂きました。投稿頂きました皆様におかれてはご多忙のところご執 筆頂きましたこと改めて御礼申し上げます。  その後、創立20周年記念論文選考委員会において厳正なる審査を経て下記のとおり 2編の優秀論文を選考しました。
論文のタイトルをクリックすると、ダウンロードができます。

≪優秀論文≫
著  者: 我妻 広明 (受賞時:理化学研究所 脳科学総合研究センター)
論文題目: 「実世界における脳の数理モデルの貢献−情報工学・ロボット工学との融合を考える−」
選考委員会総合コメント: 広く脳科学と工学の将来を考えていて、構想は記念論文に相応しい。コンピュータ 技術者から脳研究に転進した著者が振り返る1990年頃から現在までの理論脳科学 の動向が格調高い文章で分かりやすく導入部で概観されている。脳の数理モデルと情 報工学・ロボット工学との融合を提案し、脳科学が日常に浸透する基礎技術(ユビキ タス技術)として社会貢献することを目指すと論じており、脳科学の進展の方向性を 示す意味で評価できる。ベテランにも初心者にも、啓蒙的、示唆的、刺激的な考察や 見解が多く語られている。
≪優秀論文≫
著  者: 山崎 匡 (理化学研究所 脳科学総合研究センター)
論文題目: 「小脳の計算機構の完全理解とその応用を目指して」
選考委員会総合コメント: 小脳計算機構という分野からの投稿であるが、小脳を中心として脳科学と工学の将 来展望について論述しており、20周年記念に相応しい若手の意見として評価する。著 者の研究実績に基づいて、小脳の研究が脳全体の解明にどのような突破口を切り開 き、脳科学にどのような進展をもたらすかの展望について論じている。
≪創立20周年記念論文選考委員会委員≫
平井有三(委員長)、甘利俊一、福島邦彦、吉澤修治、塚田稔、安井湘三、臼井支 朗、石川眞澄、岩田彰、中島康治、夏目季代久
≪パネルディスカッション≫
 日 時:2009年9月25日(金)13:30-14:30
 場 所:東北大学 片平さくらホール
 テーマ:脳科学の夢と使命 "Dream and Mission of Brain Science"
 パネリスト:甘利俊一、福島邦彦、我妻広明、山崎匡、岡田真人、小池康晴
 司会:岩田彰

各 位
日本神経回路学会は、1989年に創立され、今年で20周年を迎えます。

これを記念して、21世紀を担う若手研究者の皆様から、自らの研究成果をベースに、今後10年から20年における脳科学の研究動向を見据えながら、「脳科学の夢と使命 "Dream and Mission of Brain Science"」を論ずる論文を募集します。

<募集要領>
1. 応募資格
  おおむね42歳以下の会員。
2. 賞 金
  優秀作品若干に表彰状と賞金10万円を授与。
3. 応募方法
  刷り上がり6ページ以内。
詳細は日本神経回路学会 論文投稿規程▼参照。
論文はPDFにて下記アドレスに送付:
◆送付メールの宛先:jnns20@umin.ac.jp
4. 応募締め切り
  2009年8月14日(金) 17:00 締切ました
5. 選考
  日本神経回路学会20周年記念論文賞選考委員会において選考・決定。
第19回全国大会▼において表彰。優秀論文は学会誌およびHPに掲載。
6. その他
  全国大会では、学会顧問とのパネルディスカッションを開催します。
詳細は募集要項▼をご覧ください。

<20周年記念論文審査の日程>
2009年9月25日 全国大会において表彰・パネルディスカッション
2009年9月14日 優秀論文の確定と結果の通知
2009年9月7日 論文審査締切
2009年8月19日より 論文審査開始
2009年8月14日 論文締切
2009年6月1日 募集要項の発表

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