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神経情報科学サマースクール
Neuro-Informatics Summer School, 2002 (NISS2002)
脳の情報表現
−スパイクの意味するものー



NISS2002は計58名の参加者を集め開催されました.講議や演習に御尽力いただいた講師の方々,活発な討論や発表でスクールを盛り上げてくれた受講生の皆さん,ありがとうございました.


2002年8月6日(火)〜8月11日(日),5泊6日
湘南国際村センター (神奈川県葉山町)

        主催:日本神経回路学会 
        協賛:電子情報通信学会ニューロコンピューティング研究会
        後援:文部省科学研究費特定領域研究「総合脳」

内容:
第1回の脳の情報表現,第2回の脳のダイナミクス,第3回の脳の可塑性に引き続き,再び脳の情報表現にフォーカスを当ててテーマを構成する.そこで多細胞記録データを解析するための理論的方法と実際,神経細胞の電気生理と細胞内物質過程,シナプス可塑性のダイナミクス,スパイク・コヒーレンスの生成機構,行動と神経活動との相関といった問題に関する,さまざまなアプローチを取り上げ議論する.基礎知識を提供することにとどまらず,参加者同士の討論を活性化し,我々はどこまでスパイクが運ぶメッセージを理解できたのか,またさらなる発展のためにはどのような一歩を踏み出せばよいのかといった点について,問題意識を深める場にしたい.

コース内容(予定):
・実験系,理論系の講師による講義と質疑応答(海外からの招待講演も予定)
・ MATLABを用いたデータ解析と神経細胞のモデル化実習
・ ミニワークショップ
・仮想研究課題の立案と発表
・分担した講義録の作成(ホームページ/日本神経回路学会誌に掲載予定)

日程:
8月6日(火) :イントロダクション
8月7日(水) :スパイク集団の統計
8月8日(木) :大脳皮質の電気生理と細胞内Ca2+信号系
8月9日(金) :神経発火と行動との相関
8月10日(土):シナプス結合と神経回路のダイナミクス
8月11日(日):参加者による発表と総合討論

講義概要・テキスト・参考文献

実習:
・MATLAB入門
・スパイクデータの統計解析
・ニューロンモデルのシュミレーション

ミニ・ワークショップ:
新しい試みとして,参加者自身によるワークショップの企画を募集する.参加申込み時にテーマの提案を受け付け,提案の多かったテーマの中から開催可能な数の範囲でテーマを選定する.提案者らが中心になり,参加者から話題提供を募りワークショップを企画していただく予定.テーマの提案は自分自身で話題提供のできるものでも良いし,自分では出来ないが興味があるテーマでも良い.

仮想研究課題:
参加者はサマースクール期間中にチームを組み,仮想研究課題を立案する.最終日にチーム毎に仮想研究課題の発表を行い,実習コンテストの結果と合わせて総合評価の高いチームを表彰する.

参加募集:
申込は2002年6月21日(金)をもって締め切らせていただきました。
多数のご応募、誠にありがとうございました。
募集要項

参加者一覧

写真集


神経情報科学サマースクール2002実行委員会

    校長 塚田 稔(玉川大学)
アドバイザー 甘利俊一(理化学研究所)
ディレクター 深井朋樹(玉川大学)
       篠本 滋(京都大学)
  実行委員 伊藤浩之(京都産業大学)
       加藤英之(玉川大学/CREST)
       北澤 茂(産業技術総合研究所)
       北野勝則(玉川大学/学振)
       小松英彦(生理学研究所)
       銅谷賢治(ATR人間情報科学研究所)
   事務局 jnns-niss@umin.ac.jp


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